永井 菫

永井 菫 R1



私は今回の自由制作で「マルゲリータ殺人事件」というコラージュ作品を制作した。コンセプトは、「ある宇宙空間にある想定のハビタブルゾーン」を親しみやすい雰囲気で表現した。(ハビタブルゾーン:地球と似た生命が存在できる天文学上の流域)

 まず宇宙をテーマに考えた理由は、無限の存在、謎を持つ宇宙と素材を切って貼り続けるコラージュ作品の限りない可能性を持つ創作技法と類似していると考えたからだ。

 制作していく上で、絵の中の左手前の3人組は小人なのか、それともピザや植物が大きいのか、また画面右の鏡の男性は映っているのか覗いているのか…などカオスの中にも現実味を残したくてモチーフを自然に馴染ませて配置する場所を決定するのがとてもデリケートな作業だった。最後にフィルターをかけるように表面全体にラメをかける仕上げは事前に何度も実験をして想定通りいくか緊張する工程だった。

 沢山のコラージュ作品を調べていくと余白が多く見解を見手に任せるものも多いと思ったが、この作品は比較的緻密で自らこの世界観に迷い込んだような臨場感と細かいところまで夢中になってほしいという想いを込め制作した。

 この制作過程でたくさんある素材を欲張らずに使用するかしないか判断する事が大切だと感じた。私がとてもお気に入りの素材を作品の中に入れたくても画面上では邪魔な存在になるものは心苦しみながらいくつか削除した。そこから、完成した状態は制作過程を知らない第三者が見るので私情に左右されず客観的に途中過程を過ごすことも大事な要素だと思った。

 普段コラージュ制作するときと違って初めて全身を使って大きなA2サイズで制作し、悩むこともかなりあったがその分問題を解決することで得られる知識は多かった。1週間ほどの制作期間だったが有意義に使えた。

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