林 陽詩

更新日:5月24日


林 陽詩 R1 


私は今回の自由制作で、タイポグラフィとレイヤーアートを掛け合わせた立体作品を制作した。 テーマは「清涼感」。2002年11月に俳句雑誌「遠峰」に掲載された「あの人は きつと来るはづ ソーダ水」という赤羽正行さんの俳句を引用した。数ある俳句の中でこの句を選んだのは、「あの人」を待つ緊張や期待・来ないかもしれないという不安とソーダ水の涼やかさの情景が目に浮かぶようで、レイヤーアートの透明感に合うと考えたからだ。  この作品を作るにあたっての主な工程は、タイポグラフィのデザイン、プラ板への描き込み、木枠作りの3つである。タイポグラフィのデザインはiPadを借り「アイビスペイント」というアプリを用いた。既存のフォントを基にしてそれを変形させるのではなく、完全オリジナルのデザインにした。そして木枠作りはのこぎりでの慣れない作業を要し、DIYなどしたことが無い私にとってかなり難しい工程となった。木枠は45度にカットした木材同士を接着する留め継ぎという方法で組み立てることにした。木材を45度にカットするのは初めての経験だった。  今回のレイヤーアート制作における反省点は大きく分けて2つある。1つは、木材のカットが粗雑だったためにフレームが綺麗に組み上がらなかったことだ。また、そのズレによって生まれた隙間をパテで埋めるべきだったが、残り時間が少なすぎたため出来なかったという後悔もある。今後はそういった事態に対応出来るよう時間に余裕を持って制作スケジュールを組むようにする。2つめは、プラ板に描き込むときのマスキングが甘かったことだ。角が歪んだりはみ出したりしてしまい、何度もやりなおすことになった。また、マスキング中についた小さな傷なども気になるため、今後はもっと丁寧でしっかりマスキングできる方法を探すことにする。また今回の自由制作では、初めてのことに挑戦することの大切さを学んだ。制作工程は初めてのことだらけだったが、ひとつひとつ挑戦するごとに今までとは違う角度で物を見ることができるようになった。街中で見かけるロゴデザインやショーウィンドウにプリントされた模様、額縁の継ぎ目などの細かいところに目が行くようになり、世界がもっと面白く見えた。次回の自由制作期間で作るものはまだ決まっていないが、今まで作ってきた作品たちとは全く違うものに挑戦したい。














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