窯場レポート(冬のワークショップ2019)「陶のハリネズミ」


2019年も、アトリエぱお冬のワークショップでたくさんの作品が生まれました。

今日は『陶のハリネズミ』のその後のご紹介、窯場レポート第一弾です。

12月25日〜27日に楽しく作った作品は表面の絵具が乾いたあと、ぱおの先生が裏に穴を開け、空気の抜け道をつくります。

中に新聞紙が入ったまま焼いても、紙は燃えてすすになってしまうのでこのままでも構わないのですが、

今回は風通りをよくして粘土の乾燥を早めるため、また釉薬をかけるときにすすの掃除が大変になるのをふせぐため、

穴から中の新聞紙をひっぱりだしました。

そして一匹ずつお名前を彫って、コンテナに並べます。

アトリエぱおの陶芸窯場は西広島教室にあるのではなく、少し離れた西区己斐大迫にあるため、

車で作品を運びます。

作品が転がったり、隣のハリネズミに触れてしまわないようにくしゃくしゃにした新聞紙で養生をします

無事に窯場に運び込まれたら、養生をとってハリネズミだけにし、コンテナの中で10日間から約2週間かけて自然乾燥させました。

2020年の1月7日に素焼きをしました。といってもいきなり800度で焼くわけではありません。

まずは作品を窯の中に並べて棚を作り、全員が窯に入ったところで焼成のプログラムを設定します。

顔の部分と体では厚みにばらつきがあるので、急に温度を上げてしまうと縮みについていけなくなったところにヒビが入ったり、爆発の可能性が上がってしまいます。

念には念を。800度まで13時間かけて少しずつ温度が上がっていくようにしました。(点火)

窯の中からこちらをのぞくハリネズミたち。とっても可愛くて窯詰めもとても楽しかったですよ。

アトリエぱお 溝尻奏子





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