ピアノレッスン日記 №142

先生のいちばん好きな曲は何? はるちゃんから質問。 好きな曲はいっぱいあるけれども、一番は、さて?

「ロンドンデリーの歌」かな。 トヨタのCM(ビートたけし+木村拓哉+加藤清史郎のReBORN)で使われている曲。 あたたかくなるような、懐かしい思い出に浸るような、そんな気持ちになる曲。

この世で一番美しいメロディと言われているんだよ、と小さいころに母から教わり、それ以来この曲は私にとって特別な存在です。

私たちが親しんでいる「西洋音楽」は、 音の数は、鍵盤楽器でいうところの白い鍵盤(ドレミファソラシの7つ)と黒い鍵盤(5つ)をあわせて全部でたったの12個。 音の長さを表す4分音符や8分音符だって、そんなにたくさんの種類があるわけではない。 これら音の高さや長さを組み合わせてメロディができているのだけど、無数のメロディができることがなんだか不思議ですね。

ロンドンデリーの歌はこのうちの7個の音、そして8分音符(細かな動き)と付点4分音符(少し長くのばす)だけでできています。

この曲を中原達彦が2台ピアノのために編曲しており、これがとてもとても美しい。 私は大好きなこの曲を毎日弾いています。 誠に残念なことに一人二役はできないのでパートナーの奏でる音を想像しながら。 楽譜は全音楽譜出版社から「エンジョイ! ピアノデュオ」というタイトルで出版されており、 また、この曲集に含まれる曲すべてを、仲道郁代・祐子姉妹が「Salut d’amour (愛の挨拶)」というタイトルでビクターからCDを出しています。この演奏も素晴らしい。 興味のある方は是非!

ピアノクラス 溝尻雅子

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