ピアノレッスン日記 №35
先生、好きな人、おるん? レッスン室に入ってくるなりドキっとする質問。 どうこたえようかと思案していると、「私ね、おるんよ」 そっかそっか、先生のことが聞きたいんじゃないんだ、自分のことが話したいのね。 ピアノ教室の先生というのは、親とも違うし学校の先生とも違う、なんだかホッとする相手なのかもしれません。 恋の相談がとびだすこともあります。 バレンタインデー

さて、冒頭のドキっとする発言の生徒さん、今週の練習はどうだったでしょうか。 彼女は負けず嫌いで、慎重派。 うまく弾けない自分をさらけだしたくない。 だから、ピアノの前に座ると、宿題の曲のうち、どれとどれに自信があって、どれがうまくいかなかったか、その説明が始まります。 自信のある曲なのに譜読みを間違えていてもう1週間宿題になったりすると、本当にがっかりしてしまいます

新しい曲は最初が肝心です。 譜読みをていねいに、指使いにも注意を払って、練習してきましょうね。
ピアノクラス 溝尻雅子
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