スケッチツアーDコース【ひろしま美術館】レポート

5月26日(日)はスケッチツアーの5回目。

ひろしま美術館に行ってきました。

特別展が、みんな大好き「スイミー」やねずみの「フレデリック」でおなじみの絵本作家レオ・レオーニの原画展だったこともあり、申し込み定員に達するほどの人気ぶりでした。

みんな揃って挨拶をした後は、まず学芸員さんのお話を聞きます。ひろしま美術館のこと、レオ・レオーニのこと、、、

レオ・レオーニが用いた技法のことなども解説してくださいました。

次に、グループに分かれて常設展、特別展、館内外の野外彫刻を鑑賞。印象派を中心としたコレクションや、レオ・レオーニの絵本原画や油絵・彫刻作品、屋外には彫刻もありますが、木々などの自然も魅力的です。

そしていよいよスケッチ開始!

常設展示室には、油絵が多く展示されていますが、スケッチには鉛筆・色鉛筆しか使えません。

画家の筆致をどう再現しようか、試行錯誤しながらスケッチします。

近くに寄って詳しく見ることができるのも、本物を見ながらのスケッチならではですね。常設展は印象派の作品が多く展示されています。印象派前後の画家はいろんな色を大胆に使っているので、近くで見て初めていろんな色に気づいた人もいたみたいですよ。

色鉛筆の使い方については、スケッチツアーの前後でレッスンで取り組んでいます。レッスンで予習できた人は、色の重ね方をうまく活用できたかもしれません。これからレッスンを受ける人は、画家の色遣いをよく観察した経験がレッスンでも活きてくるはずですよ。

スケッチツアーはつきそいの保護者の方も一緒にスケッチを楽しむことも。このお母さんは、展示室の様子を描いていますね。

一方屋外では、風や日差しを感じながらのスケッチになりました。

同じ彫刻を違う視点や違う構図で2枚描いた人もいましたよ。

最後はみんなで講評会

限られた色数の色鉛筆では、色を重ねることで作品の色を見事に再現できました。

美術館の中でスケッチをして、よく覚えておいてから、屋外で絵具で塗った人もいました。

自分らしい色にアレンジしたり、風景が綺麗に見えるように電柱などをはぶいたり、絵ならではの工夫をした人もいましたね。

講評中、刀川先生から、参加者に宿題がありました。

★家に帰ってから、おうちの人と描いた作品について話をすること。

1・なぜその作品を選んだか

2・うまく描けたところはどこか

3・うまく描けなかったところはどこか

自分の考えを言葉にして話すことで、さらなる表現力が身につきます。また、自分の作品への振り返りにもなりますね。

スケッチツアーに限らず、いろんな場面でやってみてくださいね。

学芸員さんにも一言いただきました。

屋外でのスケッチは、「暑い」や「虫が多い」「日差しが強い」など、不便なことも多いですよね。

ひろしま美術館に収蔵されている絵を描いた画家たちも、屋内外で絵を描いていましたが、ぱおのみんなと同じように「暑い」とか、「虫が多くていやだ」のような感想を残しているそうです。

100年以上経っても同じ感想なんて、面白いですね。

学芸員さん、貴重なお話をありがとうございました。

最後に記念写真をぱちり。

みなさん、暑い中よく頑張りました。

次のコースはD2コース。場所は変わらずひろしま美術館ですが、今度は日本の絵本作家「かこさとし」展ですよ。

D2コースのみなさんも、楽しんでくださいね!

天野

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