あのねの話~やすこ先生の子育てブログ~

薄紅色の可愛いハナミズキが咲き始めて綺麗です。

新学期も始まりお母さんたちは毎日慌ただしく、帰宅してきたこどもに、

お知らせのプリントあったら出して! 今日の宿題は? 習い事はあと何分後に行かなくちゃ、

と頭の中で時計を早く進めがち。

あのね、今日学校でね、幼稚園でね、保育園でね、という話も、

台所で炊事をしながら、あるいは習い事の教室に向かう運転中に後部座席から聞くのが精一杯ではありませんか?。

アトリエぱおの時間では、自分で道具を用意したり、描きたいものを考えたりして

自分の力で一生懸命活動しています。

それは先生たちがこどもたちに寄り添い、どんなふうにしていきたいかと耳を傾けることで、

なんでも自分でやってみよう、そして出来た! という気持ちになっているからです。

持ち帰った作品にその成果が現れていますよね。

お父さん、お母さん。上手にできたね、素敵だね。と声をかけていますか。

どんなアイデアで創作したか聞いていますか?

こどもが何か話そうとしている時にこそ、あなたと話したい、聞いてほしいというメッセージを送っていますよ。

お父さん、お母さんが今日一日忙しかったように、

私も、僕もいろんなことがあったんだよ。

その声に耳を傾けると、こどもは嬉しくてお父さんお母さんの話もきっと聞いてくれますし、

きっとご飯もよく食べてくれます。

以前先輩の先生から こどもの年齢がひとつ、ふたつと「つ」が付くうちは手をかけ、

それが終わってからは目をかけるのよと教わりました。

よちよち歩きのひとつ、ふたつから成長し、

やがて九つの頃には一人で出来ることが増えてきますね。

中でも就学年齢前後からは、なるべく、手を貸してしまうのを我慢して、

目をかけ、耳を傾けるようにしてあげてください。

自分の話を日々しっかり受け止めてもらっていると感じることで、

こどもは自分に自信がつき肯定的に感じるようになります。

やがて何事も自分のことは自分で、という自覚が芽生え定着していきます。

こどもに対して何回も同じことを言わされていると感じたら、それは相手も同じこと。

何度も話しかけているのに聞いてくれてないじゃないの、お母さん、と思っています。

お母さん、薄紅色の可愛いハナミズキが咲いていますよ 。

帰り道に手を繋いで見に行ってみてください。その時間をこどもは心待ちにしています。

あのね、と話し始めたら、どうか目を向けて、耳を傾けて。

畠山 泰子

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